静岡市葵区鷹匠の静岡駅近くにある歯医者 清水歯科医院

治療に関するご説明をして患者様の疑問を払拭し不安を軽減したうえで治療を開始いたします。

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4月の休診日とゴールデンウイークの診療

4月は水曜・日曜・祝日の休診日に加え、19(金)20(土)を休診とさせていただきます。そのため、19・20・21と三連休となります。
17日の水曜は診療いたします。 尚、6日土曜日の午後は3時半までの診療とさせていただきます。
ゴールデンウイークは暦通りの休診ですが、5月1日水曜は診療いたします。
 

2024年03月30日 13:56

クルマで来院される方へ

近隣パーキングは学生服のやまだのお客様で混雑しています。
時間に余裕を持ってお越しくださるか、別の交通手段をご利用いただくようお願いいたします。
 

2024年03月14日 13:52

2月24日(土)休診のお知らせ


24日土曜日を休診とさせていただきます。
23・24・25と3連休となりますのでご了承ください。

 

2024年02月15日 18:13

年末年始休診のお知らせ

年末は28日(木)まで診療いたしますが、午後5時で終了いたします。
27日(水)は診療いたします。
年始は5日(金)からの診療となります。
なお1月13日(土)は午前中のみの診療となります。



 

2023年12月18日 13:42

11月4日(土)休診のお知らせ

11月4日土曜日を休診とさせていただきます。
3日4日5日と三連休となりますので、ご了承ください。


 
2023年11月01日 17:04

夏季休診のご案内

8月9日(水)から16日(水)までを夏季休診とさせていただきます。
なお5日土曜日は午前のみの診療とさせていただきます。






 
2023年07月27日 12:12

ドイツの歯科医師来院

   先週、ドイツの歯科医師お二人が当院を訪れました。
   当院の患者さんからのご依頼で決まったことですが、日本に留学されていたドイツ人の娘さんのお母様が歯医者さんで、その方と、大学の同級生だったという男性の歯科医師の方が、日本を観光旅行で訪れる際に日本の歯科医院を見てみたいとご要望されたため、当院で良ければということで実現しました。日本の歯科医院の機材などを見たかったようです。
   当院が日本の歯科医院として一般的かどうかはわかりませんが、私も臨床に携わっている中で、あれば便利そうなものは経済的に許す範囲で徐々に揃えてきましたので、これらと比較してドイツではどんな機械や材料を使用して治療しているのか興味がありました。

   通訳を娘さんにお願いして、ドイツの保険制度などについても伺いましたが、私の解釈では、保険からまかなえる医療費は決まっていて、ある材料で治療するといくらいくら掛かる場合、保険でいくらかが補填され、それ以上は個人の負担になるというふうに受け取ったのですが、あとからネットで調べると、公的な健康保険制度と個人的に入る保険制度があるため、個人的に入っている保険のことなのかよくわかりませんでした。医療費削減対策として保険制度の見直しがあったようです。
   ドイツでは18歳までは年1回の予防的処置(歯石除去やPMTCなど)が無料で受けられ、子どもの歯科矯正には保険が使えるとのことで、日本よりも予防に力を入れている国策がうかがえました。

 一通り院内を見ていただいた後、お二人の医院のHPを院のパソコンで見せてもらいました。お二人のお名前で検索するとみることができます。
Dr. Ingo Thederahn
Dr. Gerburg Weiss
IMG_0073(1)
背の高い先生がDr.Ingo(インゴと呼ばれていました)。身長は伺いませんでしたが、190㎝は超えていそう。私は154㎝です。
Weiss先生の名字(ドイツ語書きでWeiβ)は英語のWhite(白い)だそうで、歯医者にもってこいの名前です。
滅菌器(1)滅菌器表示
2年前に導入した小型滅菌器がドイツ製だったことがわかりました。この滅菌器導入により患者さん毎に使用した歯を削るためのタービン・コントラ類の滅菌が短時間でできるようになり、スタッフの帰宅時間も早くなりました。優れものです。
石膏練和器
これは真空状態で石膏を練る機械です。手練りより気泡が入らなくて均一に練れるため導入しましたが、日本製でMORITAの製品です。ドイツの歯科で有名な日本のメーカーはMORITAだそうで、当院に出入りしている歯科材料屋の担当者によると、MORITAの根管長測定器の世界シェアが大きいからゃないかということでした。当院の根管長測定器も新しくはありませんがMORITA製で、お二人もそれを見て反応されました。
CTポスター(1)CT

 今年に入りデジタルレントゲンをバージョンアップして歯科用CTも撮れるようにしました。
 Dr.Ingoはこれを見て「欲しい」とおっしゃっていました。DR.IngoのHPにはマイクロスコープを使っての治療の画像が載っていましたが、私はルーペで治療するのにとどまっているため、次に私が導入したいものはマイクロスコープだと伝えました。

 
 ドイツの歯科事情に絡んだ話で、日本でも歯科大学の学生のうちの女子の割合が5割くらいに増えたと聞いたことがありますが、ドイツでは8割が女子だそうです。40年以上前私が学部を選ぶ際にも歯科は夜中に呼び出されることがないから女子にはいいよと言われましたが、ドイツではどういう理由からでしょうか?
 それにしてもお国柄でしょうか?お二人のHPの診療時間をみるとうらやましくなります。私の所の3分の2以下じゃないでしょうか?日本も歯科医院が多い現実からすればこうなってもいいはずなのに・・・。日本でも今働き方改革が起きつつあるので、そのうち歯科も診療時間が短くなっていくのかな。年齢とともに体力の衰えを感じている私としては現実問題として考えねばと思っています。

 一向(ドクターお二人と娘さんと当院患者さん)は、当院視察の前にはカラオケに行ってきたということでしたが、視察の後は回転寿司に行く予定だとのことでした。日本を楽しんでいかれることを願います。

2017年06月24日 00:00

噛み合わせの重要性と歯の接触癖

 今年も日本顎咬合学会の学術大会が6月(今年は14・15の土日)に開催され、私も14日の土曜日を休診にさせていただいて参加してきました。
 毎年プログラムを見ては、どの講演を聴こうか検討し、当日は会場である東京国際フォーラムの広い棟内をあっちからこっちへと足早に移動して興味ある講演を聴きまくります。
 今年も拝聴したい講演がたくさんありましたが、「オールセラミックス修復について」と「インプラント関連」、そして「下顎位(噛み合わせの状態のこと)」に絞って聴いてきました。

 その中で、下顎位のズレによって生じる全身の不定愁訴や顎関節の関節頭の変形など、演者の症例をスライドを観ながら聴くにつけ、いかに噛み合わせが重要かをあらためて感じました。

 数年前にも、噛み合わせ治療に力を入れて全国の患者さんを診ている高崎市の丸橋歯科クリニックに見学に行って噛み合わせ治療を拝見しましたが、それを臨床で実際に治療に取り入れるのは容易ではないと感じました。

 今回の講演ではズレの診断方法が具体的で、噛み合わせがずれているかどうかは見つけやすいものの、治療法は丸橋歯科の場合と同じで、大きなズレとなると矯正や被せ物の大規模な改造、インプラント、義歯の装着などが必要になり、簡単ではありません。
 ただ、一番最初の治療は共通していて、スプリントというマウスピースのようなものを装着して噛み合わせを変えていきます。それで症状がとれたら、そのような噛み合わせに持っていくのです。

 大きく噛み合わせがずれてしまう原因は奥歯を失うことや悪い姿勢(頬杖やうつ伏せ寝なども含めて)にあるようです。
 良い姿勢を心掛け、悪い態癖を直し、左右の奥歯でしっかり噛めるようにする、噛み応えのあるものをよく噛んで食べる、こういうことが噛み合わせを正しく保つために重要です。

 もうひとつ、肩こりや首こりなどの比較的軽い不定愁訴や顎関節の痛みなどは、ただ単に噛みしめや食いしばりを止めれば治ると言われます。

 たまたま6月18日に保険医協会の顎関節症の講習もあり、そこでも顎関節症の治療法についての説明がありましたが、日中に上下の歯の接触(噛みしめなんていう力の入ったものではなく、単に触れていること)をしないように心掛け、就寝時はスプリントを装着するだけで、ほとんど患者が顎関節の痛みや開口障害から解放されるということでした。(ただしスプリントは長期に渡って使用してはいけないとのことでした。)

 今朝のTV番組「ゲンキの時間」も噛み合わせについての内容で、噛み合わせが良くなるとスポーツで良い成績が出ることも実証していました。そして、顔を少し上向きにして(口が少し開いた状態になります)立った姿勢で、ゆっくり顎を閉じていき、1本でも上下の歯が接したところで、それ以上噛み込まないようにしたところが本来の正しい噛み合わせの位置だと言っていました。

噛み合わせは変化していくものです。少しの噛み合わせのズレなら、正しい姿勢で歯を噛み込まないようにしていれば正しい噛み合わせに近づいていくかもしれませんね。少なくとも歯の接触によって引き起こされている、顎や首、肩、頭の筋肉の凝りは軽減することが期待できます。ただしスポーツ時には安定した噛み合わせができないと力は発揮できませんが・・・。

日本額咬合学会学術大会で演者の先生が、「噛み合わせを治せば医科にかかる必要がなくなる」とまで言っておられましたが、歯科医師として、この言葉は重く受け止めなければいけないと感じます。

2014年06月29日 00:00

歯周病と全身疾患

 最近ではテレビCMなどで歯磨剤や歯ブラシ、歯間ブラシの類が数多く紹介され、歯周病に対する知識や関心も昔に比べて高まってきていると思われます。患者さんの中には、テレビなどで宣伝していた歯ブラシや歯磨剤・洗口剤を使っているとおっしゃる方もいます。

 しかし、テレビCMで流れる歯周病の症状がかなり進行した、わかりやすい重度の歯周病であることから、自分とは無関係、自分はまだ歯周病ではないと考えている方もまだまだ多く見受けられます。
 中には自然に歯が抜けてしまったとおっしゃる方がいるように、全く痛みを感じずに歯周病が進行した結果、徐々に歯がぐらついていったにも拘らずお食事ができていたことから、ご自分の歯周病の重症度に気づかない方もいます。
 そもそも来たくもない歯科医院にやむを得ず来院される方は、痛みや腫れがあるか、前歯にトラブルがあって見た目に支障をきたした場合が圧倒的に多いのです。その時に初めて歯周病の危険を指摘される患者さんもいます。
 こういうことから歯周病は SILENT DISEASE とも言われています。

 また1年に1度以上の検診に来院されている患者さんでも、しみる症状や痛みがあると「虫歯ではないですか?」と来院されます。
 確かに、本人にはわかりにくい歯間部の歯根の表面にできた虫歯や、以前治療した歯の、治した所との境目の歯質から進行した二次カリエス、あるいは歯質の経年的劣化に伴う亀裂など、歯そのもののトラブルで生じた痛みのこともあります。直ちに治療しなければならない場合もあり、早期発見が功を奏することになります。
 しかし、同じようなしみる症状や痛みが、歯そのものに原因があるのではなく、歯を支えている歯周組織(歯茎や骨)が原因、つまり歯周病の1つの症状だということが結構多くあります。

 歯周病の直接の原因は種々の歯周病菌ですが、歯周病を進行させてしまう因子として、環境(食生活や歯磨きetc.)、生体(全身疾患や唾液の質etc.)、咬合(歯に加わる過剰な力)が挙げられ、歯周病はこの4因子が関係して発病(!)進行していきます。歯周病が生活習慣病の範疇に位置づけられるのもこういうことからです。

 この中の生体因子についてですが、この4因子が絡む歯周病の発生機序からみると、生体因子である全身疾患が歯周病を悪化させているという構図は容易に理解できると思いますが、最近では逆に歯周病があるとある種の全身疾患が悪化することがはっきり解明され、歯周病の危険性が全身にも及ぶことが大きく言われるようになってきました。

 先日放送された「ゲンキの時間」という番組でも、歯周病と全身疾患の関係をわかりやすく説明していました。
 アメリカではFloss or Dieという言葉があるように「フロス(糸ようじ)で歯垢をとらないと死にますよ」と啓蒙しています。必ずしもフロスを使わなければならないわけではありませんが、それだけ口腔清掃が健康に及ぼす影響が大きいということです。
 
 番組では東京医科歯科大学の新田浩先生が、5mm以上の歯周ポケット(歯の周りの歯肉がエナメル質や歯根表面にくっついていなくて歯の周囲で薄い溝となっている所)が数か所あり、歯槽骨(歯を支えている骨)が1/4以上溶けている人は正常な人に比べて心筋梗塞や動脈硬化を起こす危険が約3倍高いとおっしゃっていました。
 歯周病菌の1種であるジンジバリス菌は血管の中に入って血液を固めてしまうことがわかっています。

 また以前から、糖尿病の患者さんでは免疫力が低下するため歯周病菌に感染しやすく、血管がもろいため歯周組織が栄養不良で歯周炎が治りにくく、重度歯周病になりやすいことが言われていますが、歯周病もまた糖尿病を悪化させることが明らかになっています。
 歯周病菌が発生する炎症性物質がインスリンの働きを低下させるからです。糖尿病の患者さんでは歯周ポケットが浅くなるとHba1cの値も改善することがわかっています。
 
 そのほか歯周病菌が口腔内に多く存在することで誤嚥性肺炎の危険があることや、妊婦の歯周病は早産低体重児出産を起こしやすいことは以前から言われています。

 このように歯周病は恐ろしいものですが、生活習慣病ですから気を付けていれば高齢になっても歯周病で歯を失うこともなく人生を終えることは可能です。
 けれども歯をきれいに磨いている人でも歯根が長く露出していたり歯(歯茎)の不調を訴える人が少なくないことは臨床で感じています。
 これには睡眠不足やストレスなど、抵抗力の衰えが影響していると思います。こういう時には歯周病から守ってくれる唾液も減少し、くいしばりなどで歯には過剰な力が加わり、血行不良から歯肉などの活性が落ちているため、少ない歯周病菌に対しても負けてしまうのです。
 私が尊敬する安保徹先生は「全ての病はストレスから」とおっしゃっていました。
 きれいにしてるのに歯茎が少し調子悪いなと感じたら、「ああ疲れているんだな、早く寝よう。」とか「気晴らしに〇〇でもしよう。」とかストレス発散に心掛けましょう。眠いのに恐怖心から毎日念入りに歯を磨く必要はないのです。(ただし自分の歯磨きがうまくできているかどうかは歯医者さんで確認してもらってくださいね。)

2013年12月08日 00:00

ドライマウスと味覚異常に昆布茶が効く

少し前になりますが、NHKあさイチで味覚異常を取り上げていました。

昔から舌で感じる味覚には、甘味・酸味・塩味・苦味があると言われていますが、
最近はもう一つ、旨味を感じる受容体(味蕾・・・ミライ)があることが分かって、
旨味を感じなくなると何を食べてもおいしくないということになってしまうのだそうです。
(ちなみに辛味は味蕾でなく痛点で感じるんだそうです。)

番組を観ていたら画面に私の母校の東北大学歯学部の病院が映って、
さらに私が学生だった時に口腔診断科の助手だったと思う笹野先生が、
当時の面影を残したまま箔がついて、教授として登場してきました。
なんでも現在臨床で味覚異常の検査診断をしているのが東北大学病院しかないらしく、
その治療法は薬物療法もありますが、東北大学病院では昆布茶も利用しているということでした。
(同窓会報には載っていなかったと思うけど。)

昆布茶を商品の説明のとおり普通に煎れるとかなりしょっぱいですが、
味覚異常の治療法としては、粉を3分の1くらいの量にしてうすめに煎れます。
それを1日に3回くらい飲むといいといっていたと思います。

また昆布茶を飲むと唾液が増えてドライマウス(口腔乾燥症)も改善されるというのです。
そもそもドライマウスになると舌がヒリヒリしたりして味が分かりにくくなるので、
ドライマウスの改善こそが、味覚異常の改善になるのです。

最近ドライマウスを訴える患者さんが増えました。
一番の原因は大量の薬の服用による副作用だと思います。
また私自身も疲れやストレスで舌がヒリヒリする状態(舌痛症)になります。

昆布茶を試してみましょう。

2013年03月29日 00:00

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